訃報:実相寺昭雄
映画監督の実相寺昭雄さんが11/29、胃がんのため東京都文京区の病院で死去しました。享年69歳。
東京都出身。早稲田大第二文学部仏文科を卒業後、ラジオ東京(現TBS)に入社。1960年代に『ウルトラマン』『ウルトラセブン』『怪奇大作戦』などの演出を手掛け、奇抜なアングルや独特の照明技術を駆使した陰影のある映像で日本の特撮映像の第一人者となりました。1969年には『宵闇せまれば』で映画監督デビュー。エロティシズムを通して、日本の精神的風土にひそむ人間の本質に迫った『無常』『曼陀羅』や、有名小説が原作の『帝都物語』『姑獲鳥の夏』などを監督しました。遺作はかつて演出した人気特撮番組『シルバー仮面』を自らリメークした映画『シルバー假面』。
映画は正直よい印象はないのですが、なんといってもウルトラマン。ハヤタ隊員に変身時スプーンを持たせた男ですもん! ご冥福をお祈りします。
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