« 2006年8月 | トップページ | 2006年10月 »

2006年9月26日 (火)

訃報:丹波哲郎

 俳優の丹波哲郎さんが、9月24日、入院先の病院で亡くなりました。享年84歳。戦後はGHQ通訳のアルバイトを経験。卒業後に俳優を志し、1952年『殺人容疑者』でスクリーンデビュー。以後数々の話題作に出演しました。
 霊界の話は正直私には興味ないのですが(笑)、それでもとにかくすごい人ですよ。何といってもまず007に出演していること『007は二度死ぬ』(1967)。それから石井輝雄と組んでいること。そして作品の重みを与えるキャストの1人として日本映画を支えてきたこと。今、そういう壮年のオールスターって緒形拳以外に何人思いつきますか? ご冥福をお祈りします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月25日 (月)

DVD『スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還』 リミテッド・エディション

20060919_005218742 だからジェダイは帰還するんじゃない、復讐だー!って言っても確かにジェダイは復讐しては暗黒面に墜ちるわけで矛盾しちゃうのはわかるのですが、それでも初公開時の邦題は大切にしてほしい。もっと言えば配給元はもっと真剣に最初つけてほしい。有名な話ですが、そもそもこの作品の原題は最初"Revenge"でしたが、それが"Return"に変更されました。でも邦題は変わらなかった。そこからそもそもネジレが起きています。だとしてもやっぱり違う感じがするのです。はっきりいって今更です。
 ちょっと話題がそれますが、ゴダールの『気狂いピエロ』をリバイバルした時、そしてオンエアする時に「きちがい」が放送禁止用語に入るからといって、『ピエロ・ル・フ』(原題のまんま)にしたのですが、これじゃダメでしょう。一連のにっかつロマンポルノ作品がビデオになる時に改題されるのなんかギャグです。ひどいですよ、あれは。那須博之の佳作『セーラー服百合族』が、なんと『制服百合族』だって。あのねぇ・・・。制約があるのはわかるのですが、やはり考えてほしいです。閑話休題。
 さて特別編でジャバのCGとならび、ケンケンガクガクだったあのラスト。あっそうそう、一応整理しておくとジェダイのラストは公開されたものだけで3バージョンある。
<初公開版>
  ずっとイウォークとの祝宴で音楽にもイウォークの声。
  3人のジェダイはオビワン、ヨーダ、父アナキン(セバスチャン・ショウ)
<特別編劇場版>
  祝宴前にタトウィーンやベスピン、またプリクエルに登場するコルサントの場面などが挿入。
  音楽が民族音楽っぽいものに。3人のジェダイは同じ。
 (このバージョンは今では最初にリリースされた特別編のビデオ、LDでしかみられない)
<特別編DVD版>
  特別編版と同じ。3人のジェダイは父アナキンがヘイデン・クリステンセンに。
書いているだけでため息がでますな(笑)。で、ひっさびさにみたオリジナル版だが、これはこれで全然問題ない気がする。というかアナキンは絶対セバスチャン・ショウでいいと思う。
B-AVG.Disc1-7.18MB/sec. Disc2-6.73MB/sec.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月24日 (日)

アルテアインクはやるぞ!

 で、昨年意外な拾いものだった学習リモコンARS3000Bを取り扱っているアルテアインクのブースにも足を運びました。このリモコンは私のお気に入りなのですが、さすがに1年使ってくるといろいろと不満も出てくる。ひょっとして新型がないかなあとちらりとみたら、おおっ参考品として展示されていました。筐体がスリムな細型になり、なにより液晶以外の操作ボタンが登場するようです。ブースの方に質問してみると「年末までには出したいと思ってます」とのこと。気になる値段も「いや、最近ライバルになるメーカーさんが増えてきたので、1万円台前半でとは思っています」と、これまた嬉しいお返事。そこでね、素晴らしい商品を取り扱っているアルテインクさんにこんなことはどうでしょう?という応援企画。私からいくつかサービスについて提案です。

1:お試し期間を設ける。
やはり学習リモコンは使ってからでないとその使い心地がわかりません。そこでお試し期間を有料で設けてみるのはどうでしょう?(2、3週間) 学習させて使い心地がよければ購入します。しかしせっかく学習させてもまた新品でやりなおし・・・にはならないじゃないですか。あとは新品のリモコンにコードをコピーさせるだけ。使う方もこれならばと思うのではないでしょうか?
2:マニュアルプリセットサービス
やはりコードの学習はめんどくさい。そんな人にあらかじめこちらが所有している機械を申告するとその機械の基本的な信号を覚えさせてから出荷なんてどうでしょうか。

 ちなみにブースの方からゴム足のスペアをいただきました!(とれて困っていた!) というわけで新型期待しています!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月23日 (土)

A&Vフェスタ2006

 今年もこの忙しい最中、パナソニックのプレスリリースに刺激されてパシフィコ横浜にいってきました。(昨年の様子はこちら) もちろんフルHDパネルのプロジェクターの威力をこの眼で確かめるためです。速攻でまずはパナソニックブースへ。TH-AE1000のデモをみました。
 結論から言うと「この程度か?」という印象。なんか有無を言わさぬレベルで来るのかと思ったのですが、正直こちらも720パネルの1125iで目が慣れてますから、初めてHD映像が我が家のスクリーンに登場した時ほどの驚きはありませんでした。それから筐体の大きさにもちょっとげんなり。というかここまで大きいというイメージはリリースの写真をみた時にはありませんでした。色が黒というのはいいのですが、すっかり慣れた720パネル機の大きさと比較するとデカすぎ。まあ三管とかに比べれば充分小さいですが、天づりユーザーの私からすればありえない大きさです。というわけで今年は見送り決定。うん、これぐらいの違いならHDMIケーブルに投資して正解だったかと(笑)。そのうちアバックさんあたりでシュートアウトをまたやると思うので、それでいろいろと眺めようかと思います。
 で、他もうろうろしたのですが、うーんイベントがどんどん中途半端になっていく感じがするのは私だけでしょうか。ブースの数も少なかったし(デノンブースもなかったし)、会場の雰囲気も少し寂しい感じがしました。この日は家族で足を運んだのですが、そんな私が声を大にして言いたいのは、ホームシアター作りは絶対に家族の理解が必要なこと。私自身、今のような本格的なシアタールーム稼働前、こういうイベントに私が家族を連れて行ったのは「ねっ、こういうの楽しいでしょ?」を味わってもらいたいからなのですが、少なくともこれでは家族ぐるみでシアターを作ろうか、というムードは出てこないと思います。このあたりは残念でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月22日 (金)

パナから出た!

 今日からパシフィコでA&Vフェスタ2006です。昨年は自分のシアターの完成度を確かめるために足を運んだのですが、今年は正直行く気がしませんでした。そうあのリリースをみるまでは! なんと出るじゃないですか! パナソニックからフルHDプロジェクタが! 岩窟王さんのレポートによるとなんとリリース発表を今回のフェスタに合わせたらしい。やるな、パナ! ごめんな、パナ、あんなブログ書いて。というわで明日のお出かけ先決定!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月21日 (木)

DVD『スター・ウォーズ エピソード5 帝国の逆襲』 リミテッド・エディション

20061105_112424206_1 で、続けてこちらなんですが、まあこっちは正直どうでもいいや程度の変更なのですが、特別編におけるマットラインの修正は威力がすさまじかったのを再確認。なんかアラ見つけまくりです。
B-AVG.Disc1-7.50MB/sec. Disc2-7.6MB/sec.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月20日 (水)

DVD『スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望』 リミテッド・エディション

20060918_224720180 やっぱり買っちゃいました。ルーカスに踊らされてるなあ。特別版本編に違いはなし。でも嬉しかったあ。だって理力ですよ、理力。いろいろなところでLDとの差違が書かれていますが、画質・音質は問題にしちゃあいけません。まあ許せる範囲ではあります。むしろドルビープロロジックの音の響き方がなんか心にしみたのは私だけ? こういうのは不思議な感覚ですね。それから日本語版と再会(再聴?)したのも嬉しかったですねぇ。なにしろ昔は映画館に行くしかなかった時代。はりきって日本語版も行きましたもん。しかも短編『THX1138:4EB』まで上映されてたんですから。奥田瑛二なんて当時知りませんでしたもん。単品で出して欲しかったけれど、出ただけでよしとしましょうか。こういうケースでは出ない方が圧倒的に多いのですから。
B-AVG.Disc1-7.64MB/sec. Disc2-7.33MB/sec.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月19日 (火)

『亡国のイージス』

20061105224724☆1/2 まずはおもしろくしてくれよ!
 そもそもこの原作者の作品にはそそられるものがなし。私はミリタリーに興味があるわけでもなし。しかしあの阪本順治がポリティカル・フィクションをどう料理するかにのみ興味がわいていたのですが、まあできあがりは不格好この上ない作品となりました。
 そもそもこの物語はほとんどマイケル・ベイの『ザ・ロック』まんま。工夫と緊張感のない脚本、弾まぬ貧相な画面、意外性のないキャストとかみ合わぬ芝居。しかし阪本監督は極力そういう単純明快なハリウッド的活劇路線にはしるのを拒否したのでしょうか。そうとしか思えない失格活劇です。(しかしそうなのだとしたら音楽とかに向こうの人を呼ばないで欲しい)。『ザ・ロック』の素晴らしさのみが思い起こされます。決定的なのは画作りの貧相さ。今回は撮影の責任は大きいですぞ。やはり準備段階でのお金と時間のかけ方が違います。わかっていない構図、半端なライティング。そのどれもがハリウッドに白旗なのです。
 ハリウッド的エンターテイメントがすべて悪いわけではあるません。活動屋が活劇に徹して何がいけない! まずはおもしろくしてくれよ。そう叫ばずにはいられない凡作です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月18日 (月)

『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』

20060919072554☆☆1/2 内省的主人公を内省的な描写にしては意味がない。
 なるほどこの作品に彼が出たのはよくわかります。これは彼がかつて演じてきたダメ人間。根は純粋で夢想家ゆえのダメ人間の系譜につながるのです。ただしこの救いのなさは評価が分かれるところでしょう。なぜこの作品は『タクシー・ドライバー』になれなかったのか。
 主人公の描写については評価したいと思います。この男は良くも悪くも世渡りベタな性格から来ていることがわかります。しかしこの作品は自分という存在をわかってほしいと思いながら、他者を理解する能力に欠けていることを容赦なく描きだし、そういう自分とつきあうのも自己責任において必要であることをきちんと示唆しています。甘ったれた感情移入は許さない描写です。ただここが難しいのですが、やはり彼のもがきがあまりにも自己中心的であり、それがたとえ他者から理解されなくても、やはり他者とのかかりの中で、そのもがきがどのように変化していくかをもっと描く必要があると思います。ここがまったく描かれていない、つまり監督の描写自体が主人公的なので、我々観客に何も届いてこないのです。
 ショーン・ペンはさすがのお芝居。ただ彼にしては内なる弱さがうまく出せなかった気がします。ドン・チードルやナオミ・ワッツは正直顔見せ的な芝居です。
 見応えがないわけではありませんが歯ごたえとしては物足りない印象が残ります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月17日 (日)

DVD『PLAY THE VIDEOS/ピーター・ガブリエル』

20061028_174607376 これまたいつの間にかリリースされていたピーター・ガブリエルのビデオクリップ集。初期の物から最近とはいえ、ほとんどみるチャンスがなかったものまで取り揃えられていて、これで3000円をきっているのはお買い得のひと言。クリップ自体のクオリティはいわずもがな、なんと今回のリリースのためにリミックスしているというのがスゴイ。しかもその中にダニエル・ラノワがいるんだから、さすがのひと言。しかもクリップごとのスタッフもきちんと紹介されており、まさかその中にショーン・ペンの名前を見つけるとは驚きのひと言だった。ただ残念なのは音楽物特有の非常に摩訶不思議なオーサリングがほどこされており、再生の時のプログラム再生時や別のクリップを再生したい時などには、その操作性の悪さにイライラする。
B-AVG.-計測不能

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月16日 (土)

問い合わせの結果

 問い合わせの結果、どちらも「うちはシロですがな」という説明でした(笑)。まずHDDレコーダー側のシャープはコンポーネントとHDMIでは同じ信号を出しているので、そういうことはないはずとの回答でした。一方プロジェクターのパナソニックの方も、同じ信号を出しているのならばそう映し出すので今回のようなケースはきいたことがないとのこと。そこでまずはパナソニックのサービスの方に来てもらうことにしました。でも私とて社会人。あいている土曜日はちょいと先です。というわけでこの話はしばし中断。まだまだ長引きそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月15日 (金)

セーフティゾーンでチェック

 もう少しきちんとチェックをしてみたいと思い、テスト信号を使うことにしました。DVD『HiVi-CAST』を我が家でも利用していますが、この中にセーフティゾーンという信号が収録されています。これはディスプレイ機器の表示領域を調べるためのチャートです。このテスト信号ですとコンポーネント接続で95%ゾーンまで、HDMI接続ですと100%うつっています。つまりずっと使ってきたコンポーネント接続の方が微妙にうつしだされている範囲が狭い、ちょっと拡大された感じになっているということです。ちょっとこれはショックでしたねぇ。我が家のシネスコの画像がタテヨコのアスペクトに微妙なズレがあることは認識していましたが、こうやって実際に数値と画像で出てくるとびっくりです。さて問い合わせの結果は・・・。まだまだ続く。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月14日 (木)

HDMIとコンポーネントで映写範囲が違う

 まず画質をチェックしようと思い、国内盤の『クラッシュ』を再生。うん、やはりアップスケーリングの恩恵はでかいなあと眺めていたらなんか違和感を感じる。画質以外に何かおかしい気がするのです。そこでよくよく比較すると映像のうつる範囲の違いに気づきました。天地は同じですが、左右両端の部分がHDMI接続の方がよりひろく映っているのです。コンポーネントの方で、フレーム右端で自販機が途中まで映っていた場合、HDMI接続だと実は人物と自販機全部が映っていた、そんな感じです。
 下の画像は『デイ・アフター・トゥモロー』の一場面。左右の画像の切れ方に注目。 Cnp
Hdmi 上はコンポーネントの映像。腕のところで途中がすでにきれています。下はHDMIの画像。こちらですと肩がそれなりにうつり、腕も結構うつっています。とりあえずオーバースキャンの可能性もあるのでいろいろとマニュアルをチェックしましたが、HDDレコーダー、プロジェクター共に、そういう調整ができるようなところはありません。そこで両方のメーカーにメールで問い合わせてみました。この話まだまだ続く。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月13日 (水)

HDMIロングケーブル購入、しかーし!

 ずっと懸案だったHDMIケーブル。やっとネットショップでみつけました、20mのロングケーブル。まあ正直どのくらいのメリットがあるかわかりませんでしたし、我が家のアンプにはHDMI端子はまだなく、とりあえずHDDレコーダーからプロジェクターへ直結なので、お試しのつもりで購入しました。アップスケーリングをした映像はさすがに激変とまではいきませんが、すっきりとした印象です。しかしこの購入がながーいながーい珍騒動へと続いていくのです。つづく!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月12日 (火)

第63回ベネチア国際映画祭

 第63回ベネチア国際映画祭は9日夜(日本時間10日未明)の授賞式で閉幕し、中国のジャ・ジャンクー監督の『三峡好人』を最高賞の金獅子賞に選んだ。世界最大級のダム建設のために、住民の立ち退き問題が深刻化している三峡ダムが舞台。16年に別れた元妻を捜す男と、連絡が取れなくなった夫を捜しに来た女性(チャオ・タオ)を追いながら、変わりゆく街の景色や人々の暮らしを映し出していく人間ドラマで、今年の東京フィルメックスで上映が予定されている。なお本作品の製作にはかかわっていないが、これまでのジャ・ジャンクー作品には、北野武監督が所属するオフィス北野が長年、出資を続けてきたことで知られている。映画祭ディレクターのマルコ・ミュラー氏から金獅子のトロフィーを受け取ったジャ・ジャンクー監督は「長年、サポートをしてくれたオフィス北野に感謝します」と語った。

ほかの主な賞の結果は次の通り。
銀獅子賞(監督賞) アラン・レネ監督(『プライベート・フィアズ・イン・パブリック・プレイシズ』)
銀獅子賞(発見賞) エマヌエーレ・クリアレーゼ監督(『ゴールデン・ドア』)
審査員特別賞 『ドライ・シーズン』(マハマト=サレ・ハルーン監督)
男優賞 ベン・アフレック(『ハリウッドランド』)
女優賞 ヘレン・ミレン(『クイーン』)
特別獅子賞 ジャン=マリー・ストローブ、ダニエル・ユイレ両監督
技術貢献賞 エマニュエル・ルベツキ撮影監督(『トゥモロー・ワールド』)
脚本賞 ピーター・モーガン(『クイーン』)
マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞) イジルド・ル・ベスコ(『アンタッチャブル』)
オリゾンティ賞 『馬背上的法庭』(リゥ・ジェ監督)
オリゾンティ・ドキュメンタリー賞 『ウェン・ザ・レビスス・ブローク』(スパイク・リー監督)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月 8日 (金)

パナからは出なかった・・・

この秋、プロジェクターネタで一番のニュースは、やはりこれですね。

三菱、フルHD解像度の液晶プロジェクタ「LVP-HC5000」
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20060822/mitsu1.htm

まず驚いたのが液晶モデルで出してきたこと。それからフルHDで50万円を下まわる価格設定で出してきたことです。プロジェクターはハイエンドモデルでしかフルHDが実現されていませんでした。現在我が家で使っているパナソニックのモデルTH-AE700も720pで、そういう意味ではプラズマや液晶に遅れをとっていました。三菱はここしばらくDLPモデルを出していて液晶機は久しぶりですが、今回の狙いがエプソンの新パネルを採用することで、1080P機を50万円を切る価格で出したいためで、DLPからの撤退ではないようです。いずれ出てくるだろうと予想はされていましたが、こういう戦略的な低価格は歓迎したいです。

さあ、パナソニックはどうなる! もちろん出すよな! と待っていたら
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20060906/pana.htm

期待してたのになあ。ちなみにサンヨーも新作は720P機でした。まあねぇ、すごく売れそうな気はしないし、パナソニックとしてはあわてなくてもという感じなのでしょうね。このメーカーに冒険的な機械はありえませんからねぇ。もう1年待ちなさいということでしょうか。はいはい、待ちますよ! そのかわりに待った甲斐があったと言わせるマシンにしてくださいね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月 7日 (木)

DVD: Godzilla - Gojira Deluxe C.E.(2枚組)

God邦題『ゴジラ』
すでに東宝からもリリースされているが、こっちは実売$20弱ですから。ちなみに仕様の差違をあげておくと

<音声>
国内盤4 米国盤1 メインは共にオリジナルモノラルだが、国内盤はPCM。米国盤はDD。
コメンタリーは国内盤は宝田明氏、米国盤はよくしらない外国人2名(苦笑)。ここは国内盤の勝ち。
<特典>
国内盤:伊福部昭氏インタビュー、予告編、スチルギャラリー
米国盤:映像特典が2(スーツに関してと物語創作に関して)、予告編
さらにレイモンド・バー主演の米国編集版が完全収録。未見の人、編集のマジックに驚きますよ!

さらに肝心の中身ですが、画質に関しては雲泥の差。抜けの悪いモワッとした国内盤に対して黒の引き締まった鮮やかなコントラストのモノクロ映像を米国盤では楽しめる。米国盤は賛助:海上保安庁がないけれど、まあ許せる範囲。というわけでファンは絶対に米国盤です。
B-AVG.-6.21MB/sec.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月 6日 (水)

DVD『ヒストリー・オブ・バイオレンス』

20060918_231120672ヴィゴ・モーテンセン主演のクローネンバーグ監督作。→review 近年のクローネンバーグ作品ではもっとも完成度が高いと個人的に思っているが、ゆえに過去の彼の作品のように我が家ではヘビーローテーションになりそうな気も。映像特典はまあまあというレベル。画質は水準クラス。もう一声メリハリある画調だとよかった。音質はなかなかよくて日常の音と暴力をともなう音のサウンドデザインが秀逸であることがよくわかる。
B-AVG.-5.23MB/sec.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月 5日 (火)

DVD: LET'S SCARE JESSICA TO DEATH

Jes邦題『呪われたジェシカ』
知る人ぞ知るホラー映画の佳作が米国盤で登場。最初にWOWOWでみた時は私も唸りました。まあみてくださいとしか言えないのですが、残念ながら日本ではビデオ化すらなっていません。紀伊國屋書店に期待しましょうか。画質はあまりよいとは言えず。全体的にぬめっとした感じで暗部がつぶれ気味。音はモノラルだが水準レベル。特典はなし。
B-AVG.-6.22MB/sec.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月 4日 (月)

DVD: RUNNUNG SCARED

Runs邦題『シカゴ・コネクション 夢見て走れ』
ビリー・クリスタルとグレゴリー・ハインズが競演したポリスアクション・コメディ。とっとと日本でもDVDにならんかなあと待っていたのだが、なんとなあく買ってしまった。監督はいつまでも代表作が『カプリコン1』のピーター・ハイアムズなので、この作品もそれほど見事な出来ではないのだが、2人の軽妙なトークでそこそこ楽しめる。画質音質は製作年代を考えると水準クラスだが、音にはもう一息シャープさが欲しいか。
B-AVG.-6.28MB/sec.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月 3日 (日)

DVD『スティル・グローイング・アップー/ピーター・ガブリエル』

20051231_232234964死ぬまでに一度は絶対に生でライブを見たいアーティストの1人、ピーター・ガブリエルの2004年のツアーライブ。以前のグローイング・アップツアー(これもDVD化済み。素晴らしいですぞ)の時に比べると小規模な会場で大がかりなセットではないが、そんなことなど関係なしとばかりに、これまた見事なステージ。さすがの人はさすがだと実感できる。選曲もかなり違い、古くからのファンをにやりとさせられる曲が多い。画質もそうだが音質が抜群によく、音の消え方の余韻すら味わうことができる。
B-AVG.-8.74MB/sec.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月 2日 (土)

DVD『プラトーン』U.E.(2枚組)

20060814_230551814オリバー・ストーンのオスカー受賞作がアルティメット化。画質音質に大きな変化はない。dts音声が追加されたがもともと大型予算の作品ではないのでクオリティ的に大きな差違は出にくいかもしれない。以前出ていた物に映像特典が大幅に追加されたのだが、出来不出来のばらつきはあるもののこの作品が好きな人にはおススメ。とはいえ買い換えるには微妙なところかも。
B-AVG.-5.6MB/sec.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月 1日 (金)

DVD『雨に唄えば』S.E.(2枚組)

20060918_1359951製作50周年を記念してリリースされた2枚組。1枚組のものを持っていたがワーナーが2枚組をキャンペーンプライスと言うことで買い換え。さすがに特典は充実していて見応えたっぷり。本編の字幕フォントが変わったのもちょっとうれしい。画質音質は微妙にアップというところか(1枚の時にも充分よかった)。
B-AVG.-6.54MB/sec.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年8月 | トップページ | 2006年10月 »