『ゴシカ』
☆1/2 こけ脅かしに意地はないのか?
ダーク・キャッスル作品では3本目の鑑賞(後は『13ゴースト』『蝋人形の館』)になります。ここにしては珍しくハル・ベリーとペネロペ・クロスというスター路線ではあるのですが、内容はこけ脅かし路線の王道を行く作品。まあ見せ物路線がいいんだけれど、見終わった後のこの「あーつまらん!」気分が共通するのはどうにかしてほしいものです。実は監督がマシュー・カソビッツだったんですね。この人は本当に大味で、そういう意味ではここらしいのかなあ。やるならとことんだと思うのですがショッカー描写も中途半端だし、演出もありきたり。せめてこけ脅かし路線のキモは斬新さにあると思うのですがかけらもありません。とりあえず語るべき内容がまったくないスカスカな作品でした。
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