« GTFトーキョーシネマショー2006 | トップページ | 黒澤明vs.ハリウッド―『トラ・トラ・トラ!』その謎のすべて »

2006年7月 5日 (水)

東京ファンタ、22年目の終焉

 最後に消えゆく映画祭。東京国際ファンタスティック映画祭が休止するというアナウンスがありました。このニュースにはやはり感慨深い物があります。お手本としたアボリアッツもすでになく、役目を終えたということなのでしょう。
 私は第1回目から参加していました。さまざまな作品と出会い、さまざまなゲストが来たことが思い起こされます。トビー・フーパーからサインをもらったし、ショーン・ペンを生でみられたのもこの映画祭でした。またここで上映された作品が自分にとって素晴らしい思い出になったものもたくさんありました。ちなみにこの映画祭で私がみたのは以下の通り。

85
クリープショー
デッドゾーン
86
ポルターガイスト2
マーク・トゥエインの大冒険
悪魔のいけにえ2
87
ラ・バンバ
フロム・ビヨンド
ヘルレイザー
ロボコップ
88
ヒドゥン
モンキー・シャイン
ビートルジュース
89
サルート・オブ・ザ・ジャガー
デッド・カーム
レッド・アフガン
90
ハマー・スミスの6日間
91
インディアン・ランナー
タイム・トゥ・カム
92
ブレードランナー ディレクターズカット最終版
96
ワイルドバンチ ディレクターズ・カット
98
ヴァンパイア/最期の聖戦
99
未知との遭遇 ディレクターズ・カット完全版

 ホラーでしか葉表現できない世界があることを知り得たこと、そして映画祭でみんなと拍手しながら楽しむというスタイルを知ったこと、世界にはまだまだたくさん面白い作品があること、そういう意味では東京国際映画祭よりははるかに志が高かったと思います。まあ正直いろいろといいたいことはあるし、映画祭としてのあり方はどうかという議論は必要だと思いますが、とりあえずはご苦労様でしたと感謝の意を表したいと思います。

|

« GTFトーキョーシネマショー2006 | トップページ | 黒澤明vs.ハリウッド―『トラ・トラ・トラ!』その謎のすべて »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 東京ファンタ、22年目の終焉:

« GTFトーキョーシネマショー2006 | トップページ | 黒澤明vs.ハリウッド―『トラ・トラ・トラ!』その謎のすべて »