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2006年5月16日 (火)

『ジャグラー ニューヨーク25時』

☆☆ 体を張っても話はだらだら。
 『フレンチ・コネクション』『ブリット』などの70年代アクションの匂いがプンプンする珍品中の珍品。実は我が家がCSデジタルが受信できるということがわかり、GW明けにスカパー110の無料体験をしたのですが(でも加入はしてません。だってCATVの方がお得なんですもん)、こんな作品にお目にかかれるとはちょっと嬉しかったです。その昔、高島忠夫が解説をつとめていたことろのゴールデン洋画劇場などで、よくラインアップされていました。閑話休題。
 最近ではすっかりおなじみのサイコな妄想犯があやまったターゲットを誘拐するところから話が始まりますが、派手なBGMで展開をあおることもなく、体を張った追跡劇がおもしろいのですが、いかんせん話にメリハリがないので、だらだらとした印象が残ります。当時のこわーいニューヨークの雰囲気がよくわかります。そういえばタイムズスクエアのあたりにも風俗店がたくさんあったんですよね。でもこういうのもたまにはいいです。とにかくBGMではなく画で盛り上がる作品がみたいなあ。

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