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2006年4月30日 (日)

『フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白』

B000**1/2 で、クリエイターが見据える先は?
 ケネディやジョンソン政権時に国防長官を歴任したロバート・マクナマラへのインタビューを元にしたドキュメンタリー。戦争に効率を求めて栄光をつかんだ男であり、日本への空襲時にも甚大な被害を与えた戦術を考えた男である。そして『13デイズ』でも描かれたキューバ危機を体験した男であり、ベトナム戦争をスタートさせた男でもある。で、どんな話が聞けるのかと思えば、そんな男の告白というより、主張と言い訳めいた内輪話という感じでした。少なくとも謙虚にはみえないこの男が失敗を悔恨しているとは思えず、そしてなぜ戦争は終わらないのかという本質を避けようとしている姿勢がみえて、とても複雑な心境になりました。まあこんな人がいるから戦争はなくならないのでしょうね。
 で、肝心なクリエイターの意図がわからない。つまりこういう男だから人間は戦争をやめられないという悪しき例としてこの男をとりあげたサタイアなのか、それとも本気でこの男の教訓から学べと訴えているのか。ほとんどのドキュメンタリー作家が持つ悪意のようなものが感じられず、その点は残念に思いました。

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2006年4月29日 (土)

4K Pure Cinema

 いつもなら劇場では遠慮しそうな『Vフォー・ヴェンデッタ』をなぜみる気になったかというと、実はここ、全国でも3カ所しかない4K Pure Cinemaによる上映を行っていたからです。
 4K Pure Cinemaをわかりやすく説明するとデジタル上映方式のひとつなのですが、大きな差違として、まず画質のスペックがさらに上をいっている(ハイビジョン画素数の単純計算で2倍以上)のと、今までのDLPやドルビーデジタルシネマが、作品データをストレージによって提供するのに対し、4K Pure Cinemaはネットワークによる作品データ配信を行っていることです。すでに『コープスブライド』『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』で行われてきたのですが(テストに参加しているのがワーナーのためワーナー作品が対象)、今年の8月いっぱい行われる予定です。
 配信自体はリアルタイムなわけではないですから、特に上映でのトラブルというのはないのではないでしょうか? また画質のインプレとしては字幕が段違いにきれいに感じました。でもそれぐらいかなあ。ここまでくるとやはり撮影ソースの段階で4K Pure Cinemaに匹敵するスペックの機器を導入していないと意味がないように感じました。それからちょっと白とびするような感じがあって、このあたりは上映機器の問題もあるかもしれません。DLPの方が印象はよい気がします。なおプロジェクタはソニーのSRX-R110で、今のところ4Kにまで対応しているのはこの液晶プロジェクタしかないようです。
 興行側がデジタルシステムにする最大のメリットは配信ですから、この実験がどんな波を起こすのか、興味があるところです。

参考リンク
http://www.toho.co.jp/c_topics/051011b.pdf
http://www.phileweb.com/news/d-av/200604/20/15380.html
http://www.ntt-west.co.jp/news/0510/051011.html
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20051011/4kpure.htm

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TOHOシネマズ六本木ヒルズ2&5

 とうとうここも4月4日より、ヴァージンシネマズからTOHOシネマズへ正式名称変更。ここに来るのは2回目だがロビーは狭いし、トイレがわかりにくい点は最悪。なんでロビーに女性トイレだけあって男性トイレはないのだ! また初めて上のフロアにもあがったが、なんじゃ、あの放射形状は。たしかに客の移動距離は短くなるが、そうでなくても通路は狭い、ロビースペースも狭い。しかもチケットもぎりが各劇場前ではストレスがたまるというもの。やはりここには来たくない。

2番スクリーン 席369 見**1/2 音**1/2 環** THX
TOHOシネマズにしてはめすらしいスタジアム形状で床の傾斜はきつめ。ゆえに後ろの方の席では見下ろす印象になる。フロントのつながりは悪くないが、リアが響きすぎに感じるのはそのせいかもしれない。

5番スクリーン 席265 見*** 音***1/2 環** THX
ここも傾斜はややきつめ。ただしみにくいほどではない。音圧は控えめだが、音自体はJBLらしいからっとしたサウンドで楽しめる。

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サイトの役割

「じんけしさんって、趣味の時間がたっぷり持ててうらやましいですね」
そう、言われる時があります。ここで申し上げます。持てていません(汗)。仕事は激務、育児協力、あるわけないじゃないですか!(大汗) 映画館に行けるのは、よくて月に1、2度。普段だって睡眠時間を削ってでしかDVDや録画はみられません。私も普通の大人なんですって。まあ、我が家の相方はそういう意味では理解のある人なので、そこは恵まれていると思いますが、私だってその理解を得るために涙ぐましい努力をしているのです。

で、なんでそんな話をしたのかというと。
今日はレビューも書いた2本以外に、テレンス・マリックの『ニュー・ワールド』をみる予定でした。なにしろあのマリックの新作。絶対大画面でみた方がいい。ところが客入りが悪いのでシネコンはみんな小さなキャパでの上映ばかり。じゃあ、頼れるのは都内のロードショー館。おお、ミラノ座があるではないか。ここに出かけるのはすんげぇ久しぶりだ! うーん、でも新宿東急の『Vフォー・ヴェンデッタ』と入れ替えなんてことは…、公式サイトを確認。うん、なさそうだ! とはりきって新宿に出撃。あっ、もうオチが見えましたね! そうなんです。
見事に入れ替わってたんです(涙)。

東急レクさん、そりゃ事情はわかります。入れ替えるなと言うつもりはありません。でもだったらサイトの更新ぐらいしてくださいな。しかも初日は1週間前ですぜ。なんのためのサイトなの? こういう事情をかかえた映画中年もいるんです。時間は本当に惜しいんです。察してください。

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『グッドナイト&グッドラック』

20060430_160151405***1/2 静かなる信念の戦い。そして浮かび上がる苦悩と孤高。
 今年のオスカー戦線をにぎわせたジョージ・クルーニーの監督第2作。この前の『シリアナ』といい、これといい、彼の企画力は筋が通っていますね。本当は拡大公開されてからでもと思ったのですが、やはり期待の作品だったので、六本木まで足をのばしました。
 まず感心したのがタイトにまとめたこと。やろうと思えば饒舌に長くできた素材を、限られた空間を上手に使いながら、まるでシドニー・ルメットの『十二人のいかれる男』のようなディスカッションドラマにしています。ロバート・エルスウィットのモノクロ映像は、スタンダードフレームのような構図で的確に人物をとらえ、劇伴を用いずに時折はさまれるダイアン・リーブスのジャズサウンドも時代の空気を醸し出します。またニュース映像を使ったことも効果的でした。さらにエド・マローをめぐるキャラクターの造形を深くすることでドラマを構成したこともマルです。彼を必要以上にヒロイックに描かず、苦悩と孤高を浮かび上がらせることに成功しています。後輩キャスター(『ツイン・ピークス』のレイ・ワイズ!)のエピソードも深みをあたえています。
 デビッド・ストラザーン! 私はあなたを称えたい。一連のジョン・セイルズ作品、『黙秘』のDV夫、そして『スニーカーズ』の盲目の男性。おそらく器用な人ではないと思います。でもいつも見事にキャラクターを作り上げている。彼の演技をみるだけでもこの作品は価値があります。
 勇気ある男たちの信念の戦いは静かに幕をあけ、大きな勝利と苦い現実で幕を閉じます。しかしクルーニーは、オープニングとエンディングのエド・マローのスピーチによって、それが今持って終わらぬ戦いであることを我々に突きつけています。見応え充分の1本です。
(TOHOシネマズ六本木ヒルズ5にて)

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『Vフォー・ヴェンデッタ』

20060430130155☆☆1/2 なぞるだけでは能がない。
 原作者の1人、アラン・ムーアが自分のクレジットを外せと要求してきたり、ロンドンのテロ事件の影響で公開が延期になったりと、トラブル続きで、レビューでもあまりよい評判をきかなかったので、不安いっぱいでしたが、それほどへっぽこではありませんでした。しかしちょっと評価が難しい作品です。
 やろうとしていることはわかるのですが、活劇というにはハッタリが効いていないし、かといってシリアスなメッセージかといえば、それほどあついものを感じない。ピントがぼけた最大の原因は、Vという存在を妙に良心的なものになったことにあります。個人的な復讐が大衆を扇動することと重なるだけで、彼は決して義賊ではない。やろうとしていることは体制側の行動とそう大差はない。また彼がイーヴィに恋をするという人間的な感情を持つことのジレンマもあっさりと通り過ぎる。このあたりはもったいないです。さらに現実の方がより巧妙化、複雑化しているであろうと観客に思わせるのもデストピアの世界を描いている映画としては致命的な欠点です。ヒューゴ・ウィービングはご苦労さんな役どころ(報われないのは辛いなあ)。ナタリー・ポートマンも丸刈り損です。儲け役はスティーフン・レイで、むしろ映画としては彼が主人公でもありかもしれません。
 やはり原作をただなぞるだけでは能がないというもの。コミックの映画化は一筋縄ではいかないということでしょう。
(TOHOシネマズ六本木ヒルズ2にて)

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2006年4月28日 (金)

捨てられないLDたち

LDの話が出たので。捨てられないLD、我が家は以下の通り。
○ブレードランナー  完全版
これでもディレクターズカット版がリリースされて宙ぶらりんになった旧バージョン。モノローグがあったっていいじゃん! 最後が抜けるような青空でもいいじゃん!
○スター・ウォーズ オリジナルバージョン
○スター・ウォーズ 特別編
○スター・ウォーズ エピソード1
もはやルーカス作品はリリースされるごとに編集を変えるために、劇場バージョンで保管しておきたいとしたら仕方がない。BOXがデカイよー!
○U・ボート米国盤
もはやわけのわからん状態になっている『U・ボート』。めでたくBOXで日本公開版をリリースされるという快挙があったが、これは米国公開版150分バージョン。
○いまを生きる米国盤
これまたいまだにリリースされないのが不思議な142分の別編集バージョン。

それから、今、入手しようと画策しているもの。
○ジャッキー・チェン絡み
思い入れのある『プロジェクトA』と『ポリスストーリー香港国際警察』が困っています。両方とも今までに2度DVDでリリースされていますが、前者のDVD、めでたく吹き替えが収録されたのはうれしいのですが、なんとエンドロールにNG集がない! だめだ、そんなの!!!!!。本編で感動して、そしてそれを作るためにジャッキーが体をはっている撮影現場の姿をみて、映画ファンは感涙したはずです。後者は劇場公開された編集版はいまだにDVD化されず。

まあ「捨てちゃえ!」という気分になれば捨てられるのでしょうが、やはり自分にとってはかけがえのないものなのです。

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2006年4月27日 (木)

LD『未知との遭遇 スペシャルコレクション』入手!

Shajiten_1 PSEがらみな訳ではないのですが、DVD以前、本当に手に入れたい作品をコレクションする映像メディアはレーザーディスクでした。ところが困ったことに私はいまだにLDプレーヤーを処分できずにいます。理由はそれでしか楽しめない作品があるからです。まあたんなるDVDリリース待ちの作品はいいのですが、一番難題なのは制作者側がなんらかの理由で作品を改編してしまい、もとのバージョンをみとめなくなった場合です。いわゆるディレクターズカットのことなのですが、この悪しき風潮を生み出すきっかけになったのがスピルバーグの『未知との遭遇』。
 この作品は1977年製作(日本公開1978年)のオリジナル版のあと、1980年にUFOの内部のシーンを追加し再編集を加えた特別篇が公開されます。私が最初にみたのは特別篇。スーパーシネラマでみた感激は生涯忘れ得ぬものになりました。それ以降、決定版は特別篇とされ、ソフト化されたものはすべて特別篇になります。しかしなんとかオリジナル版もみてみたいと思った私は右往左往したあげく、16ミリ版(学園祭やイベントで上映されるやつですな)でその願望を果たしました。その後オリジナル版はレーザーディスクでのみ視聴が可能になります。
 ところがスピルバーグはこのあともう一度再編集したファイナルカット版を世に出します。それが今DVDになっているものです。この作品は特別篇よりもオリジナル版に近く、最後のマザーシップの内部映像もありません。そしてこれが決定版となりました。実は私、このバージョンを最初にみたのが東京ファンタでの上映、妻を連れてワクワクしながらみたのですが、「なんか違う?」と思いつつ、最後にマザーシップ内部が登場しないでエンディングロールだったのに、妙な違和感を感じたのを覚えています。マザーシップ内部を削除したのは監督曰く「UFOは機械ではなく精神的な存在だから」とのこと。そしてこれが決定版となり、今ではオリジナル版と特別篇は公式にはみられなくなっています。

なんだよ、それ。

じゃあ私が特別篇でえた感動は、まがいもので感じたものだというのでしょうか。そりゃ微妙な違いでしかないかもしれないけれど、もう特別篇やオリジナル版はダメダメバージョンなのでしょうか。一番最初にみたバージョンを家庭でみたいのに。

 というわけでようやく『未知との遭遇 スペシャル・コレクション版』の国内盤LDを入手(以前は米国盤で所持していましたが処分してしまったのだ)。そして特別篇。ああ、これだ、私が感動したのは!

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2006年4月26日 (水)

DVD『E.T.』(3枚組)

20060421_063654186新春セールで激安で購入していたものをようやく鑑賞。最初にリリースされたときは2枚組で、20周年記念版と特典ディスクだけだった。それが後日オリジナル版を3枚目につけてリリースって、あの米国盤は最初からそうだったんですけど。私、この作品きらいです。『未知との遭遇』の素晴らしさと比較すると幼稚な気がしてならなかった。で、何十年ぶりに再見したのですが印象は変わらず(上の娘は興味津々だった)。何がいいのかさっぱりわからない。きっと『スター・ウォーズ』の特別編も、興味ない人にはわけわからんな変更だったことが実感できました(爆)。ただし画質音質は抜群によく、リファレンスとしての価値は充分。丁寧にレストアされた画像は「きれい!」の一言。dts-ES音声のダイナミックな響きはとても20年以上前の作品とは思えない。特典は数はあるが作品に興味を持ってないので面白くなかった。
B-AVG.Disc1-7.84MB/sec. Disc3-7.13MB/sec.

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2006年4月25日 (火)

『隣人13号』

B000atjz ** 残虐シーンを自己弁護して、正当化するな!
 過激な描写が話題となった本作。個人的に表現に限界はないと思っていますし、タブーもないと思っています。芸術は人を挑発するものです。しかしこの作品はその範疇に入りません。なぜならクリエイターの逃げ腰を感じるのです。
 途中まではかなりいい感じで進むのです。元ヤンキーや建築現場の描き方もいいし、新しい人格の登場はハラハラさせます。2人1役だってまずくはない。しかし十三の中に新しい人格がうまれた背景が鍵になるにもかかわらず、そこをスタイリッシュに表現しようとしたところがまずかった。これはアクション映画でないし、サスペンス映画でもない。虐げられた者と虐げた者との暴力の応酬を描いた作品のハズです。しかしスタイリッシュに描こうとイメージ映像を多様化したことが、クリエイターの逃げに感じるのです。それが感じられるもっとも顕著な場面はラストのアパートのシーン。最後の最後に、なぜ残虐シーンを自己弁護して、正当化しようとするのでしょう。これでは話になりません。世の中を挑発するのであれば覚悟を決めて行うべきであり、そんな勇気がないならば、こんな素材は最初から選ぶべきではありません。
 中村獅童は演出する側からすると面白い素材なんでしょう。新井浩史もさすが。小栗旬は彼から十三号が派生する狂気を秘めていないのに失望させられました。発見は吉村由美。地なのか演技なのかは別にして、彼女の存在感は格別! 次の出演がみてみたい女優さんです。
 暴力をよくモチーフにする北野武はスタイリッシュにぜすに自分のスタイルをうみだすところがすごいのであり、三池崇史が評価されるのは彼に迷いが感じられないところなのですから。

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2006年4月24日 (月)

PSE騒動

少し前の話になりますがPSE(電気用品安全法)について、一悶着がありました。

電気用品安全法について

私が思うに問題は3つに絞られると思います。
ひとつは、かつてのメディアを手に入れることが事実上不可能になることです。ハードウェアを手に入れられないということは、ソフトウェアを絶滅させることになるわけで、我が家にある、とあるゲームをするだけに保管してあるスーパーファミコンも、何らかの形で流通させた場合、もはや法律上取り締まられる対象と化しているという事実は、かなりばかばかしいものがあります。ふたつめは、よいものが手に入らなくなること。新しい機械には当然新しい機械の良さがあります。しかし古い機械はダメな機械と同義ではありません。それどころか昔の機械だからこその良さがあります。たとえばですが、今、アナログレコートプレイヤーに技術を惜しまずにぶちこんで作るハードメーカーは皆無に近いです。しかし昔はありました。オーディオビジュアルファンでは当たり前のことです。最後にどう考えてもメーカー側が自分の利益で導入している法律であることです。買い換えをしてもらわないと儲からないわけで、そういう意味ではそのサイクルを短くし、大きな市場となってしまった中古品流通マーケットの利益が許せない!という姿勢がみえみえ。

今回の騒動は完全解決とはいかない部分もありましたが、経済産業省のあわてふためく姿(なんだよ、ビンテージ品って)からみても、ネットユーザーの力を大きく感じましたし、マスコミが世論を喚起したという点で評価したいと思っています。とりあえず私は、自分が使っている機器類を愛情込めて大切に使いたいと思っています。なので、メーカーさんも自社製品を愛情込めて売って、売った後もサポートしてください。

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2006年4月23日 (日)

大魚を逃す(涙)

このブログは基本的に趣味ネタが中心です。プライベートなこと(特に仕事と家族)は書かないつもりでいます。また趣味ネタでも競馬だけは書かないようにしています。予想とか戦績とか書くと、何かツキが逃げるような気がしますからね。でも今日はあまりにもショックだったので反省込みで書きます。
自分は中穴党。3連単をBOXで買います。自信があるときは5頭60点を100円ずつ。自信がないときは6頭120点。予想ファクターは上がりタイムと騎手。そこに東スポとサンスポの好きな記者の予想をミックスします。今日のフローラS。毎年あれますから気合い入りました。東京2000ですから内枠の馬を中心にピックアップ。でも最後に7点に絞ったところで最後の1頭、ブロンコーネを切りました。サンスポ佐藤記者の☆だったのに…。自分でも気にしていた馬なのに…。後は全部買ってたのに…。うんうん、後のまつりだとはよーくわかっています。しかし後1万円の投資をケチったために、69万円を逃したかと思うとぼやきたくなる気持ちわかっていただけますでしょうか。ああああああああああ、くやしい!

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2006年4月20日 (木)

次世代DVDに手を伸ばす?

次世代DVDはまだ買わない! そう思ってました。ところがいざプレイヤーが出てくるとやはり気になりますねぇ。まあ、ブルーレイか、HD-DVDか、落ち着かない現状ではと思っていたのです。それに日本では絶対的にソフト数は少ないですしね・・・そう、日本では。ここがポイント(笑)。そう実は米国盤でリリースされるHD-DVDは現状の新作とほぼ変わりない価格で、リリースされるのです。しかもHD-DVDにはあのうっとうしいリージョンコードが存在しないのです。確かにプレイヤーはまだ高額だし、再生専用で選択肢も少ない。でも手が届かないわけではない。いずれソフトは出てくる。ああ、ボンドさん! あなたのブログでハイビジョンレコーダーに続き、またまた物欲の神が!(笑)

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2006年4月19日 (水)

見逃し録画逃し

 ここしばらく録画逃しをしてしまうことが多い。その中でも先月一番ショックだったのは野村芳太郎の『五瓣の椿』でした。川本三郎氏の「時代劇ここにあり」で紹介されていて、すごく気になったのでみたいのですが、まさかよりによってBSでタイミングよくオンエアされていたのにスカンと抜けてしまったのです。それがさらにさらに幸運なことに、なんと野村芳太郎作品の連続上映があるという。でも場所がなあ、三百人劇場・・・(涙)。映画をみるのにベストじゃないし、遠すぎる。しかもスケジュールが合いません。
 でもこの「野村芳太郎レトロスペクティブ」のような企画、すごくいいと思うのですが、一般社会人となってしまった今、もう足を運ぶ時間も元気もないというところが本音です。そうやって考えてみても、映画との出会いは一期一会なのだなあと実感することが多い今日この頃です。

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2006年4月18日 (火)

「時代劇ここにあり」

45828326 川本三郎氏が「ビッグコミックオリジナル」などに連載していたものをまとめた時代劇映画のガイドブック。日本映画史における一般的な評価と照らし合わせながら押さえるべき作品、スポットあてたい埋もれた作品をバランスよく配置している。よくいえば平易、悪くいえば掘り下げ不足なところがあり、時代劇初心者を対象としたものであるが、そのあたりを批判するのは野暮というもの。そもそも批評的な狙いはないし、時代劇のおもしろさをなんとか伝えようとしている意味ではまっとうで、ガイドブックとしてのバランスは初心者よりとはいえ、なかなかのものだと思う。ただあまりにもまっとうすぎて、映画ファン以外への敷居は低いとはいえない。そこだけ残念だと言える。

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2006年4月17日 (月)

「封印作品の謎2」

4778 前作に続き、何らかの事情で世の中から姿を消したさまざまな作品を追いかけるルポルタージュ。前作が「ウルトラセブン」や「ノストラダムスの大予言」など、それなりのファンであれば知っている事実を再検証したものが多かったのに対し、今回はまだ事情がよくわからないもの4作品の「封印」事情を追求している。したがって前作と違い、結果的になぜ消えてしまったのか事実がわからなかったものもある。ここが評価がわかれる最大のポイントだと思うが、著者のスタンスが、このネタで利益追求をする墓荒らしなのか、ただ単に好奇心の追求者なのか、それとも何かの使命を感じたジャーナリストなのかが、前作よりも曖昧なところだ。私はジャーナリストであってほしいし、したがって「キャンディ・キャンディ」と「ジャングル黒べえ」の章はおもしろく読み、「オバケのQ太郎」はつまらなかった。作者がまとめているようにサブカルチャーがビジネスになったことで生まれるネジレが主要因なわけで、クリエイターの「表現する」ことへのこだわりと、世の中に迎合し利益を得ようとする会社の姿勢との対立、言いかえればクリエイターの才能を商売にしようとする人々が見え隠れするのである。今後もこのテーマを追求するのは面白いと思うが、やはり背後に見え隠れするものをきちんとふまえるべきだと思う。

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2006年4月15日 (土)

五輪演出

 北京五輪組織委員会が、08年8月8日に開幕する北京五輪の開会式と閉会式の総合プロデューサーにチャン・イーモウ監督を任命したというニュース。スティーブン・スピルバーグ監督と、シドニー五輪の開会式を手がけたオーストラリアの演出家リック・バーチが、文化芸術顧問としてアドバイザーを務めるそうです。まあ、中国のメディアで、こういう演出ができそうな世界的著名人は少ないですから、ある程度納得の人選ではあるのですが、最近の彼の作風からして、どんなショーになるかはまったく想像がつきません。また出演者としてどんな人たちが出てくるのかの方が興味津々。やはり世界的な知名度でいくとチャン・ツィイーとか、コン・リーとか出てくるのでしょうか。チャン・イーモウをめぐっては、さまざまな憶測があったこの2人。そっちの方が楽しみ(汗)。

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2006年4月14日 (金)

CD「レント」

B000emh5_1 『ウォーク・ザ・ライン』の時にみた予告編で、一番しびれたのがコレ。題名は知っていたし、映画になることも知っていましたが、曲は聴いたことがありませんでした。予告編は"Seasons of Love"をそのままいかした形で作られているのですが、抜群の出来映えでした。で、私にしては珍しく先にサントラを購入(というのも待ちきれずにサントラを購入してしまうと、先に頭で曲からのイメージができあがってしまい、違和感がぬぐえずという経験があったため)。で、ひたすらこの曲をリピート(爆)。他の曲はまだ聴いていません。

525600分、1年を何で数えますか?

久しぶりに原語で覚えたい歌になりそうです。

しかし一番の心配のタネは監督がクリス・コロンバス(『ホーム・アローン』『ハリー・ポッター』1&2)。大丈夫だろうか・・・。

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2006年4月12日 (水)

映画の知識って何よ?

キネマ旬報社が「映画検定」という試験をするそうです。

とりあえず4級まであって、難易度の設定はこんな感じ。
・4級:映画の歴史・作品などについて基礎的な知識レベルを持っている。90年代以降の作品を中心に出題される、若い世代向けの検定内容です
・3級:映画の歴史・作品などについて基礎的な知識レベルを持っている
・2級:映画の歴史・作品などについてやや高度な知識レベルを持っている
・1級:映画の歴史・作品などについて高度な知識レベルを持っており、映画の魅力を自分の言葉で語ることができる。
まあ、ここまでは面白そう。納得いかないのが次。

受験料(消費税込み)  4、3級 4,000円   2級 4,500円

しかも
但し、1級受験は、2級合格者に限る。第1回は4、3、2級の実施。 試験は、択一(マークシート)方式です。

結局ビジネスなんですね。
>「映画検定・公式テキストブック」は、3月中旬発売予定。
>「映画検定・予想試験問題集」は、4月中旬発売予定。
そうでした(爆)

一応第2回映画王決定戦・準優勝の身としてコメントさせてもらえれば(汗)、こういうのビジネスにしていいのだろうか? 問題点の方がすらすら出そう。
・まんべんなく世界中の映画から出題されるのだろうか。
・出題に関して著作権上の問題は起きないのであろうか。
・キネ旬っていつからそんなエライ団体になったのだろう。

まあ3番目のところは最近のセミナーの開催ネタからして、ぼったくりもいいところですからね。とりあえずこういうのは遊び心がなきゃ意味がないと思います。なんで趣味の分野の知識でクラス分けされる必要があるんでしょう。ここまで来たら鈴木みのるが全日本プロレスのチャンピオンカーニバルでやったみたいに、受験して何かかましてやろうかしらん。その前に合格しなきゃ意味ないか(笑)

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2006年4月11日 (火)

テアトル東京を設計面から知る

20060423_115600827 たまたまヤフオクで入手した本です。映画館の設計という技術的な側面はほとんど知らないので、値段も安かったですし、興味がわいたので落札しました。どうやら工業高校の教材として製作された本のようなのですが、これがびっくり。なんと実例のところに伝説の映画館、テアトル東京がとりあげられていたのです。都内最後のシネラマシアターだったこの映画館は、残念なことに私は足を運んだことがなく、大きい大きいと言われてもどのくらいの規模だったのかを知ることはできませんでした。まさかこんなところから知ることができるとは、本当にびっくりしました。いつか何らかの機会にちょっとまとめてみたいとアップしたいと思います。一方それ以外の中身ですが、いくら基本的なテキストとはいえ、あまりにも単純すぎて拍子抜けしました。これでは音響が抜群によい映画館ができるわけはありません。ただしそういう方面に詳しい方や意識が向く方がいると、きっとおおっ!と思う個性的な映画館ができるのも納得しました。

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2006年4月10日 (月)

DVD『みんな愛してる(ジャック・ザ・ベア)』

20060423_104035971めでたくDVD化、いきなり低価格リリース。レンタルのつもりで購入しても問題なしのダニー・デビート主演のホームドラマの佳作。小品ゆえにあまり知られていませんが(私も偶然CATVでみたクチ)、登場人物の心情を繊細につづっているのに胸うたれました。だって脚本スティーブン・ザイリアン、音楽ジェームズ・ホーナー、キャストは他にゲイリー・シニーズにリース・ウィザースプーン(子役時代です)ですもん。うれしいことに5.1ch収録(私が知る限りこの作品をデジタル上映できた映画館はなかったハズ)で吹替収録もありがたい。画質もなかなか。
B-AVG.-7.49MB/sec.

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2006年4月 9日 (日)

『パッチギ!』

20060423162323☆☆☆1/2 人間として心と体をぶつけられる若者の姿
 昨年度の賞を総なめしたこの作品は、文字通りお見事!という他はない力作でした。井筒和幸監督の作品、実はみたことがなかったのです。理由としては彼が作る世界(たとえば『ガキ帝国』)に興味が持てなかったことが大きいと思うのですが、この作品は在日という背景を正面からとらえることで、ケンカというモチーフが大きな説得力を持ちました。イデオロギーではない肉体のぶつかりあい、衝突から生まれる新しい世界と、それでも跳ね返される壁の厚み。イムジン河、京都、そして60年代の若者文化を織りこみながら、どこまでも真摯な視点で描かれる群像劇は、同じ在日を描いた『GO!』がきわめてパーソナルな視点で描いたことで普遍性を獲得した犠牲に脆さを抱えたのとは対照的に、ドラマとして強靱な生命力を得ました。若い役者陣はみな体を張ってよくがんばっていました。沢尻エリカさんは儲け役。ちょっと評価されすぎかな。余貴美子さんのイヤミな京都女性は強烈でした。
 井筒さんのTVでの活躍ぶりに批判的なみなさま。だったらこういうの作れる人、他にいますか? こういうテーマの力作が作られること、そして内省的でなく、外へ向けて声をあげている映画であること、さらにその上できちんとエンターテイメント性を持っていること。今の日本映画界に文字通りパッチギ!をかます秀作です。

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2006年4月 8日 (土)

訃報:リチャード・フライシャー

『ミクロの決死圏』で知られる監督、リチャード・フライシャーさんがカリフォルニア州の病院で亡くなりました。89歳でした。
フライシャー監督は1916年ニューヨーク生まれ。(知らなかったのですが、この方、「ポパイ」を製作したことで知られるマックス・フライシャーの息子だったんですね) 父親の影響で映画監督を志すようになり、ブラウン大学卒業後にRKOに入社。46年「Child of Divorce」で長編監督デビュー。54年、ディズニーの依頼で『海底2万マイル』「」を監督してからは第一線の監督に。『バイキング』『マジェスティック』『トラ・トラ・トラ!』などの作品を残しています。ご冥福をお祈りします。

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2006年4月 7日 (金)

DVD: Devil in the Flesh (1986)

20060423_114115455原題"DIAVOLO IN CORPO" 邦題『肉体の悪魔』
ラディゲの小説を、『ポケットの中の握り拳』で知られるマルコ・ベロッキオが映画化。すでに今までも何度か映画化されているが(ジェラール・フィリップ主演作が有名)、本作はかなり改変されていて、原作の面影はほとんどないといってよい。でも自分も話はほとんど印象に残っていませんでした。やはり何といってもマルーシュカ・デートルメスの美しさ! これと『ハンナ・セナシュ』の彼女は宝石のよう。画質音質は水準レベルだが、なにせ以前みていたのはとんでもない悪い画質のVHS版なだけに、こんなに明るい(いろいろな意味で)作品だったのとびっくり。画から受ける陰湿な印象がなくなった分、狂気がさらに迫ってくる。リージョンコードはオール。
B-AVG.-6.3MB/sec.

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2006年4月 6日 (木)

DVD『トゥルーマン・ショー』C.E.

20060421_064152064またまたピーター・ウィアー作品のC.E.。特典がてんこもりになったのがうれしい限りで、なかなかの見応え。ただし肝心のメイキングでジム・キャリーのインタビューが新録されなかったのは寂しい(未収録ではないが、公開当時のパブリシティ用のもの)。作品の評価は後世になって変わるものだと思うが、このような作品の今だから話せるんだけど・・・的なメイキングでは新録でほしいところ。画質音質の変化は特になし。
B-AVG.-6.6MB/sec.

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2006年4月 5日 (水)

DVD『刑事ジョン・ブック 目撃者』C.E.

20060423_104503086ピーター・ウィアー監督の傑作ドラマがC.E.化。今回いくつかのパラマウント作品がC.E.になったが、デジパックのジャケットはセンスの良さが感じられる。画質音質面では大きな向上は感じられず。仕様としては吹替が収録されたことと、特典がプラスされたこと。中でも削除シーンは初めてみるものばかりで印象深かった。映像特典の秘話は思い出が美化されすぎているきらいはあるものの、ハリソン・フォードが自作をこれだけ語るのも珍しいので、個人的にはここだけでも買いだと思う。
B-AVG.-5.48MB/sec.

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2006年4月 4日 (火)

DVD『高校教師 飼育の校舎』

20060423_100301811あまりにもおもしろかったので購入しようと思ったらメーカー絶版で中古品を購入。→review てっきりWOWOWで再編集したのかと思いきや、実はそうではなかったことが判明、脱力。リピートを待ってから買ってもよかったかなあ。画質音質は語るべきレベルになし。
B-AVG.-5.63MB/sec.

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2006年4月 3日 (月)

『レディ・ジョーカー』

☆1/2 小説家の不戦勝。放棄してどうする!
 高村薫のベストセラーを平山秀幸監督が映画化。全然みる気がなかったのに、オンエアをちらっとみたらずるずるいって30分で打ち止め。残りを今日鑑賞。結論、やはりみなけりゃよかった。
 高村薫さんの小説は未読で、さらに彼女の著作にまったく思い入れはありませんが、これはやはり原作に対しても、そして映画というメディアに対しても失礼な作品なのではないでしょうか。一言でいうと力不足。まあ、圧倒的な情報量の高村作品を映像化するのが難儀なのは理解できますが、無理ならしなければいい。それだけのことです。たとえば同じ高村原作『マークスの山』。この作品が原作ファンから不評なのはわかりますが、映画としては素晴らしいと思います。それは映画でしかできないパワーがあるからです。尋常でない迫力で正気と狂気の境目は何かを、警察、過去のある男たち、そして犯人のドラマの中で突きつけたような志は見事です。やる以上は何か表現者がテーマを持つべきです。そして素材と戦うべきです。それがないため、表面的に話をなぞって上映時間だけ整えた程度の作品となってしまいました。
 ジョーカー側のキャストは素晴らしく、特に吉川晃司はいい味が出ていましたねぇ。あの不適な面構えは最高です。徳重聡は貫禄不足もはなはだしい。あの高村作品の合田という刑事を演じられる男性は、今の日本の芸能界にはいないかもしれません。そしてこういう重量感のある小説と格闘できる映画人もいないのかもしれません。

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2006年4月 2日 (日)

大阪を後に&名古屋編

今日はあいにくの雨。まあ、特に目的地もないのでぷらぷら。
そうそう、ぷらぷらと言えば昨日市丸屋台から新福島駅まで歩いていたときに、関西将棋会館前を偶然通りました。かつて村山聖という棋士がいました。彼はネフローゼという病と戦いながら、羽生、森内、佐藤ら今をときめく棋士たちと名人を目指した切磋琢磨した姿は、山本おさむさんのマンガや、大崎善雄さんの著作で読むことができますが、このあたりを村山さんが、師匠の森信雄さんと歩いていたかと思うと、ちょっと感慨深いものがありました。で、次の用事まであいた時間、通天閣に出撃。とりあえず東京タワーとのスケールの違いと、中のお店の違いに、東西カルチャーギャップをしみじみと実感。

午後は大阪を後にして名古屋へ。いよいよこの旅の目的であるシガーロスのライブです。でもその前にダモンダデ夫妻と対面。本当はゆっくりと話したかったのですが、今回はちょっとだけになりました。彼とは中学のころからの親友ですが、お互い合うたびにどんどん立場がオヤジになっていることを痛感します。今回もおみやげ、どうもでした。

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2006年4月 1日 (土)

大阪編

さて夕方少し前に大阪へ再び新幹線で移動! 我ながら元気だ! しかもこのあとまだ食うのだ!

新大阪から移動して、今夜の宿である南森町のトーコーシティホテル梅田。ひとりで移動するときは値段、目的地へのアクセス、そしてLAN環境があるかで選んでいますので、少々部屋や風呂が狭かろうが(本当に驚きましたが)、全然気にしません。しかし大阪はわからん! 何度か来たことがありますが、地理的な感覚が全然つかめずこの日も右往左往。その上大阪の人は歩くのが速いし。行ってみたかったところが2軒。そこをはしごしました。

・市丸屋台☆☆☆☆
知る人ぞ知る牛スジおでんの店。こぢんまりとしていますが、雰囲気もいいし味も最高。おでんのタネはどれもいいですが、やはり牛スジはたまりませんでした。大阪ならではのお店。
・だるま 法善寺横丁店☆☆☆
こちらも串カツの有名店。串カツ初体験の私が本店に行かずこちらを選んだのはコースがあるから。外側のころもは少し厚めですがふっくら、アメリカンドッグ的な食感。ソースがおいしいし、キャベツがまた後をひきます。おやつとかでもいいかもしれません。

大阪グルメはやはり奥が深いです。

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博多ラーメン編

早朝、岡山に到着後、すぐさま新幹線で博多に向かいました。
私は結婚前、独身最後の一人旅を博多から函館まで約1週間かけて本州を縦断する旅行をしました。途中いろいろな人に会うのが目的だったのですが、博多はその時以来。しかも前回も今回も宿泊なし。(別に魅力を感じないわけではないのですが)。朝も営業しているところをチェックしながら結局滞在中に4杯たいらげました。

・一蘭☆☆☆
有名ですね。東京にも支店があります。
・長浜ラーメン☆☆☆
ここが一番食べたかったお店でした。接客も味も男のラーメン屋という感じ。さっぱりとんこつ、おとといきやがれ。横浜の六角家をもっと無愛想にしたといえば伝わりますかね(汗)。
・大砲ラーメン☆☆
いわゆる久留米系のラーメン。やや臭みがきついか。
・一風堂☆☆
大御所。横浜のお店にはよく行きます。ここまでくるとさすがにおなかがいっぱいで味がぼやけ気味。目玉は本店にしかないかさね。でも個人的にはシンプルな白の方は好み。

しかし帰宅後TVでみた「玄瑛」というお店はうまそうだった。行けばヨカッタなあ、ガイドブックはみて目星はつけていたのに・・・(涙)

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