オスカー予想 その3
最後に演技部門と作品賞。
■作品賞:『ブロークバック・マウンテン』
■監督賞:アン・リー『ブロークバック・マウンテン』
■主演男優賞:フィリップ・シーモア・ホフマン『カポーティ』
■主演女優賞:フェリシティ・ハフマン"Transamerica"
■助演男優賞:ポール・ジアマッティ『シンデレラマン』
■助演女優賞:エイミー・アダムス"Junebug"
かなり自信あります、今回は! というかガチガチの雰囲気ですよね。なんかこれ以外選ぶと、おまえの見る目ははおかしいやろ?というぐらい、みーんなこのへんが受賞!って納得しているんじゃないでしょうか。(もちろんふさわしいかどうかは別の次元の話です) 結局今年のテーマはゲイになるのかもしれません。『ブロークバック・マウンテン』は確かに、そういう世界の話ですが、いくら保守的なアカデミー会員でも、ここまで世論がこの作品を推したら大丈夫でしょう。主演の2人の役柄は、ともにゲイとオカマ。こういうのは評価されやすいですし、ここまで3部門は鉄板ですね。もし逆転の目が残っているとしたら助演の2部門。ポール・ジアマッティは去年の『サイドウェイ』で涙を飲んだ分込みで(ノミネーションすらされなかったもんね)、いけるんじゃないでしょうか。女優の方は、本命不在。一応エイミー・アダムスは他の賞も多数かっさらい有利だと言われていますが、いつもここだけはオスカーでひっくり返される。サプライズがあるのは助演系なんだよなあ。消去法でいくと
エイミー・アダムス"Junebug"
本命。若手で勢いあり(しかもこの部門は若手に寛容)。ただし作品が弱い。
キャサリン・キーナー『カポーティ』
対抗。今までのキャリアからいけばそろそろ。ただしインパクト弱し。運がないままの可能性も。
フランシス・マクドーマンド『スタンドアップ』
すでに主演を受賞済。今年はない。
レイチェル・ワイズ『ナイロビの蜂』
GGを受賞したのはびっくり。大好きな女優ですが、今回はなし。
ミシェル・ウィリアムス『ブロークバック・マウンテン』
大穴。作品の追い風で受賞する可能性微妙にあり。有利な要素はそれだけ。本人がTV界出身なのはマイナス。
さあみなさんもぜひ予想をきかせてください。
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