『ふたりはプリキュア マックスハート2 雪空のともだち』
☆ 子ども騙し。でもそういう映画だもん。
とうとうこんな日が来ました。そうです、長女と一緒に映画館で映画鑑賞です。長女は映画館は2回目。1回目は『ふたりはプリキュア』の1作目を妻とでした。まあ、うれしいのですが、この作品、大人にはつらいなあ…。でも考えてみれば私も最初は東映まんがまつり。この時間を楽しむことにしましょう。
えっ?批評ですか。一応しておきますか(笑)。私は何でもみる人で子ども向けでもよいものはよいと思う人なのですが、最近のアニメーションで感じることは、声優さんの芝居がひとりよがりなこと。何でこんなに演技過剰で自意識爆発な表現をしている人がいるんだろう。本作でも若手とベテランでは芝居の質が全然違います。あと、まさかと思いますが、この作品オープニングをTVのものを使い回しているのでしょうか。天地がすごく窮屈なフレーミングに感じたのですが。最後に音のダメさ。いかに『クレヨンしんちゃん』シリーズがていねいな仕事をしているか実感しました。まとめるならば安っぽい子ども騙しの枠内の映画です。
でも安っぽい映画はバカにしてはいけません。だってそれはそういう映画ですから。少なくとも目的は達しているのですからそれはそれです。これで楽しければみた子どもたちは、また映画館に足を運びます。娘も楽しかったようです。それでよしとしましょう。
(チネチッタ・チネ10にて)
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