« 『頭文字D』 | トップページ | 『マシニスト』 »

2005年10月 1日 (土)

『ステルス』

20051001232654☆1/2 結局プロットは何も進化していない。
 実は全然みる気はなかったのです。時間にあったのがこれしかなかったので・・・。で、これがつまらなかった(笑)。技術的にはがんばってます。中でもビジュアルエフェクツは抜群。以上。それ以外はなーんもなし。何もかも中途半端。
 迫力はあります。でも爽快感や緊張感はありません。そもそもプロットがとても古くさい。軍隊内での友情、秘密の作戦、敵陣からの脱出、テクノロジーの反乱。使い古されたそれらのいいとこどりをしようとして、まずい料理になったところに、新しい技術で見た目だけ整えました・・・といったところでしょうか。ロブ・コーエンは『トリプルX』でも感じましたが、なんだか大味な監督になってしまいましたね。『ドラゴンハート』のような作品はもう作れないのでしょうか。
 劇場でみる価値がゼロだとはいいませんが、期待に応えるものは皆無かもしれません。それと配給&宣伝担当の方、イメージソングでの宣伝は、いい加減にやめてください。誰も得しませんから。この作戦が何度悲劇として(いや笑い事として)繰り返されても学ばれないことが不思議です。
(先行レイト チネチッタ・チネ11にて)

|

« 『頭文字D』 | トップページ | 『マシニスト』 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『ステルス』:

« 『頭文字D』 | トップページ | 『マシニスト』 »