DVD: DEAD RINGERS
邦題『戦慄の絆』
クローネンバーグの最高傑作のひとつだと思う作品。以前はクライテリオン(以下CRI)がリリースされていたが、今回ワーナー(以下WB)から再リリース。まずスクイーズ収録になったこと(CRI盤はノンスクイーズビスタ)と、5.1ch音声が収録されたこと(CRI盤は2chのみ)。ただしフレーミングが違っていて、CRIがヨーロピアンビスタ(1:1.66)に対し、WB盤はアメリカンビスタ(1:1.85)。若干CRI盤の方が写っているものが多い。(元々この作品はどちらのサイズにも対応できるようにということで、スタンダードフレームで撮影されている) またCRI盤は英語字幕がない。特典はまったく違っており、コメンタリーも別の物になっている。画質に関しては色調はWB盤の方がやや明るめだがフィルムの粒子感もあれた感じで出てしまい、これに関しては好みが分かれる。音に関してはWB盤の圧勝。CRI盤が音域がナロウな感じで、スコアも高域がわれた感じなのに対し、WB盤の5.1chは音場表現が豊かなものになっている。なおCRI盤はリージョンコード、1, 2, 3, 4, 5, 6に対応。不幸にして国内盤のクオリティはへろへろ。この作品がほしい人は迷わず米国盤。しかもCRI&WB、両方揃えてあると最高か(笑)
B-AVG.-5.63MB/sec.
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